いつもいらいらしてました。
時には叱りつけたこともありました。
ごめんね、ごめんね、ごめんなさい。
25年以上も子どもに英語を教えてきてよく知らなかったディスレクシアのこと
どんな言い訳もできないなと涙を浮かべた子どもたちの顔を思い浮かべながら
今、立ち上がろうと思います。sakura奮闘のsakura、またまた奮闘いたします。
英語ディスレクシア学習支援センター
日本中の子どもに寄りそうつもりで始めます。
ディスレクシアとは知能や感覚、運動障害、家庭的にも社会的にも特に原因がなく
神経生理学的原因による読み書きを困難と感じる障害です。二次的に読解の問題や
読書行為の減少を引き起こし、語彙や基礎知識の拡充を防げる可能性があります。
何より本人の罪ではないのに「怠けている」ように見られたり、自分自身を肯定できなかったり
して辛い思いをしている子どもが大勢います。(全人口の6~10%)
また日本語より英語のほうが顕著に表れることが多く、そのため中学に入って初めて
ディスレクシアに気づくこともあります。日本語の読み書き障害では言葉の教室などで
ケアを受けることが可能ですが英語のディスレクシアはほとんどケアされることもなく
単なる英語嫌いとか勉強嫌いなどという烙印を押されて心に傷を負って学校生活に
影を落とす子どもも少なくありません。
どんなに頑張って努力してもアルファベットが書けない、先生の説明が理解できない
そんな子どもにいらいらして溜息をついていた私。
鬼だよね、まったく。たくさん勉強しました。あなたたちのこと。
アメリカでは全人口の15%がディスレクシアであるといわれています。
つまり英語ディスレクシアの先進国。そこでインストラクターの資格を取りました。
最近増えた子ども英語の先生たち。中にはそこで英語嫌いになった子どもも多いはず。
先生たちもなぜこんなに一生懸命なのに覚えてくれないだろうと頭を抱えているかも知れません。
解決策はここにある。先生たちに学んでもらってたくさんの子どもたちに学ぶことが苦しいことでなく
上手に付き合っていけば楽しく勉強できるんだよと教えてあげてください。
英語の先生だけではなくこれからフォニックス、サインなど一般の方でも基礎となる知識をマスターして
いれば英語力に関係なくインストラクターになることができます。
あなたの周りには、読むこと、書くこと、聞くことに不自由を感じて勉強することが苦しくて
避けしまっている子どもがいるはずです。けっして怠けているのではないのです。
気づいてあげてください。そして手を差し伸べてあげてください。