相談メールで頂いたハワイの情報です
承諾を得て一部を転載させていただきました。
日本に生まて残念だったなんて思いたくないですよね
でもディスレクシアの専門の学校があったりする
アメリカやイギリスに比べるとなんて遅れているんだと呆然としちゃいます。
以下頂いたメールです
ご丁寧なご返信ありがとうございました。
日本はいろんな技術で世界を先駆けてる国であるのにも関わらず、
変な(肝心な)ところでいつも何かが欠けてるようですね。
ハワイもアメリカ本土に比べるとディスレクシア等の政府のバックアアップ等は
非常に乏しい方です。ハワイは全てが個人負担ですが、本土のカリフォルニア、
ニューヨークその他の州でも政府が負担をしてディスレクシアの子への家庭教師の
配慮があったりするところも多いです。
お話の具合から察っすると、日本ではディスレクシアの子供達は何故自分だけが
出来ないのか知る事もなく学校生活を終えて行く事になりますね。
正直、私もディスレクシアが何かとも知りませんでした。
私の娘が小学校1年生の時に学校の担任の先生にもしかしたらテストを受けた方が
良いかもしれないが今の歳では判断が早すぎるので2年生に上がってからまだ様子が
変わらなかったら専任の先生にテストを受けた方が良いと言われて知ったのが初めてです。
最初は深く取りませんでしたが、やはり学年が上がるごとにクラスメイトとの差が開き
皆が先生の後を追って黒板の字を読み上げてるのに対し彼女だけ周りが何をやってるのか
理解できずつまらないから遊んでしまいまた先生に怒られる。という毎日でした。
スペシャルクラス制度というのが公共の学校でもあり、何かの障害でクラスについて行けない
子供達の為の少人数制度のクラスがあるのですが1年生の後半から3年生までいましたが
一向に傾向はよくならず、とうとう今の私学のASSETS SCHOOL (アセッツ)に入れましたところ
先ず違ったのが毎日学校に行きたくないと言っていた娘がその言葉を一言も言わなくなりました。
それどころか、宿題も自らちゃんと終えるようになり私には天国学校を見つけたようで
ありがたくてならなかったのです。かといって、読み書きがすらすら出来るようになった
訳ではないのですが、肝心な自信を持つようになったのです。
「どうせ出来ないから」ではなく、「どうやったら出来るか」という事を経験しているのです。
この学校に入り初めての初めて子供を入学させる両親と先生の懇談会の場で
先ず先生が紙を配り「なんて書いてあるか読めますか?」
と聞かれ答えれた人は1人もいませんでした。
「これがあなた方の子供達の目に移る”字”です。」涙が出てきました。
今まで学校に行きたくないと毎日言っていた娘の事を思うともっと早く行動をとるべき
だったのに申し訳なくて、申し訳なくて、自分を責めるばかりでした。
宿題を一緒にする度叱ってました。
社交性はたけてる方で友達は多かったのですが、学年を上がるごとに娘だけ
先生にしょっちゅう怒られ出来ない事も多く、自尊心が傷つけられてたのだと思います。
結構負けず嫌いですから。
今は友達がいるから学校に行くのではなく、学校の授業が楽しいから
学校に行くようになりました。本当に良い学校です。
先生達の取り組み方も天と地ほどの差があります。
本当に先生方には頭が上がりません。
是非、日本でもこのような学校が早く出来、多くのディスレクシアの子供達が
自尊心を取り戻せるようになる事を願います。
私の姉が言いました。人間はどんどん進化して行き、社会生活もどんどん進化して
行ってるのにも関わらず学校教育システムだけは一つも進化を遂げていないのだと。
総てにおいて遅れすぎていてどこから手をつけていいのやらというのが素直な感想です
皆さんはどう思われましたか?