2010年05月19日

問いかけ

英語圏ではディスレクシアが顕著化し易いという不利を、

「読み書きが苦手な事は、勉強が出来ない事と同じではない」

という発想の転換につなげることに成功している。

全児童の一割以上にあたるディスクシアの子どもたちが学習効果を上げられる条件を整え、

更に他の学習障害の認知学的要因を解明して支援するという方向に進んでいる。

ディスレクシアの数も多いけれど彼らをサポートする人たちもまた多いのである。


日本では学習障害という診断をされることを嫌う保護者も多いという。

社会全体の無理解から生まれる誤解が生きにくい世の中にしているから。

ディスレクシア、あるいはグレーゾーンにいる子どもたちが苦労しなくても読み書きを習得し、

その労力を、自分らしく生きるための能力の開発や創造的活動などに費やすことができる

そんな環境を作ることはそれほど難しいことなのだろうか。。。


自己の能力を十分伸ばして活用し、その能力を自分でもそして他の人からも認めてもらう。

特に子どもの心の成育にとってそれはとても大切なことです。

個性を伸ばす教育と言いながら同一であることが楽な社会を作っている私たち。

ひとり、ひとりの子どもが自分の可能性に期待できるようにする為に私たち大人はなにができるでしょう。



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Posted by sakura at 21:30│Comments(0)ひとりごと
 
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