2010年12月14日
学習障害児への英語指導法
ディスレクシアには人によって様々な症状が現れます
書字障害、読字障害・・・共通して言えるのは「音韻認識障害」
簡単に言えば話しことばを音の最小単位に区切る能力に弱さがある
例えば「あめ」を「あ」と「め」に分ける能力です
ディスレクシアの人たちは音と文字を結びつけて
覚えているわけではなく、一塊の図形として単語を捉えて記憶しています
子どもたちにアルファベットの文字を覚えさせるとき
私たちは何度も書いて覚えさせようとしますが
音と文字を対応させて認識する事が苦手なために症状が
おこっているとすればただ回数を書かせて覚えさせるという
対処は全く意味がない事になります
どうやって書かずにアルファベットをマスターさせるのか
私は子どもたちに
①文字を絵ととらえて覚えてもらう
②多感覚を使った指導法でついでにアルファベットの
名前と音を覚えてもらう方法を同時に行って指導しています
使用しているカードはこちら

多感覚を使った指導法とは、視覚や聴覚、触覚、実際に体を動かして
(私の場合はサインを使う)記憶力や学習力を強化することです。
私の場合ベビーサインの講師の資格を取ったときに保育園などでもサインを
取り入れてフォニックスの指導をしたところ劇的に習得期間が短くなったことを
きっかけにマジックサインと名付けた新しいフォニックス指導法を考案しました。
これが身体イメージを持つことに弱い子どもたちにもサインで指を動かすことが
スムーズにできない子どもたちの良い訓練にもなっているようです。

アメリカ手話のアルファベットサインです。
文字をビジュアル化して覚えながらフォニックスも同時に覚えて大丈夫なのか?
はい、大丈夫です。短期記憶の短い子どももいるのですが
サインが記憶の定着を助けるのか、記憶を引っ張り出すのかわかりませんが
音声だけで学ぶよりずっと楽しく楽に覚えてくれます。
先日の記事でも触れましたが全人口の15%~20%が文字を使った学習が苦手であるがゆえに
勉強ができないというレッテルを貼られてしまいがちですが実は右脳を使って学ぶ学び方に
変えてみると覚えやすかったり、左脳を使うよりずっと短い期間でマスターすることが
できたりするのです。あぁ~、先生方が両方の脳にアプローチできる授業をしてくださると
教室の中で途方に暮れる子どもは少なくなるんだろうなぁと思います。
書字障害、読字障害・・・共通して言えるのは「音韻認識障害」
簡単に言えば話しことばを音の最小単位に区切る能力に弱さがある
例えば「あめ」を「あ」と「め」に分ける能力です
ディスレクシアの人たちは音と文字を結びつけて
覚えているわけではなく、一塊の図形として単語を捉えて記憶しています
子どもたちにアルファベットの文字を覚えさせるとき
私たちは何度も書いて覚えさせようとしますが
音と文字を対応させて認識する事が苦手なために症状が
おこっているとすればただ回数を書かせて覚えさせるという
対処は全く意味がない事になります
どうやって書かずにアルファベットをマスターさせるのか
私は子どもたちに
①文字を絵ととらえて覚えてもらう
②多感覚を使った指導法でついでにアルファベットの
名前と音を覚えてもらう方法を同時に行って指導しています
使用しているカードはこちら

多感覚を使った指導法とは、視覚や聴覚、触覚、実際に体を動かして
(私の場合はサインを使う)記憶力や学習力を強化することです。
私の場合ベビーサインの講師の資格を取ったときに保育園などでもサインを
取り入れてフォニックスの指導をしたところ劇的に習得期間が短くなったことを
きっかけにマジックサインと名付けた新しいフォニックス指導法を考案しました。
これが身体イメージを持つことに弱い子どもたちにもサインで指を動かすことが
スムーズにできない子どもたちの良い訓練にもなっているようです。

アメリカ手話のアルファベットサインです。
文字をビジュアル化して覚えながらフォニックスも同時に覚えて大丈夫なのか?
はい、大丈夫です。短期記憶の短い子どももいるのですが
サインが記憶の定着を助けるのか、記憶を引っ張り出すのかわかりませんが
音声だけで学ぶよりずっと楽しく楽に覚えてくれます。
先日の記事でも触れましたが全人口の15%~20%が文字を使った学習が苦手であるがゆえに
勉強ができないというレッテルを貼られてしまいがちですが実は右脳を使って学ぶ学び方に
変えてみると覚えやすかったり、左脳を使うよりずっと短い期間でマスターすることが
できたりするのです。あぁ~、先生方が両方の脳にアプローチできる授業をしてくださると
教室の中で途方に暮れる子どもは少なくなるんだろうなぁと思います。
Posted by sakura at 10:08│Comments(0)
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